ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

南京大虐殺遇難同胞記念館での驚き

 

ケンシです。


今日は


南京大虐殺遇難同胞記念館での驚き


について書きたいと思います。


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ケンシが行った日の来場者数は18000人だったようで大行列でした。
8月13日で特に歴史的な日ではない
(強いて言うなら「13日」は、南京大虐殺が起こったといわれている日。あと左利きの日だそうです。)
ので、


なんで今日はこんなに混んでいるんだ?


と警備員さん、ボランティアスタッフの方に伺ったら

 

 

 


いつもこのくらい来ている。
30万人の死に失望してきているんだ。
大切な歴史だからだ。

 

 

 

というような回答がどちらからも返ってきました。


なるほどなぁ、と思い中に進んでいきました。


覚悟はしていましたが、展示の約7割は


日本にいかに酷いことをされたか


という展示。


そして、約2割は


日本に酷いことされた中、欧米はこんなふうに助けてくれました!


という展示。


ここきたら日本との関係なんてどうにでもなれ
と思う人もいそうだなぁ、、


と思いながら、終盤の約1割。


ケンシ、知りませんでした。驚きました。

 

 

 


歴史をしっかり銘記しなければならないが、恨みは記憶すべきではない

 

 

 


など、生存者や博物館スタッフの前向きな言葉がたくさん展示されていたのです。


ブルっときました。
日本に対する恨みつらみで終わると思っていたので驚きました。


そこにあったのは、


歴史和解、未来志向の歴史観でした。


こんな取ってつけたような文章を最後に載っけてもムダだ


と思う方もいるかもしれませんが、


来訪者のコメント集
(なんとA41ページで一人分)


を見て驚きました。


8割の方が、
日本はひどいことをしたけれど、未来に向けて平和な世界を築いていきたい


と、前向きなコメントを残していたのです。
最後の展示に効果があったのかもしれません。
驚きです。


しかし、残念ながらコメントの2割は

 

 

 

 

日本は最悪だ
悪魔の国だ

 

 

 

 


というコメントでした。


これは仕方ないことなんでしょうか。
どう歴史を学んだらいいんでしょうか。


驚くと共に考えさせられた日でした。

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