ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

忍者走りと同じ窓から見てた空

 

正月、高校の悪友たちが上海に遊びに来た。


合宿所の雪のような真っ白い壁をケチャップで真っ赤っかに染めあげて。
一緒に反省坊主になった連中だ。


友達がフラれるたびに、槇原敬之の「もう恋なんてしない」を大熱唱し一緒に後ろ指さされていた連中だ。


中には、3年ぶりに会うやつもいた。


ふと、大好きなコブクロの楽曲。「同じ窓から見てた空」の一節を思い出す。

 

 

 

only  a  few  minutes  are  enough  to
bring  us  back  those  good  old  days.

 

 

 

再開してほんの数分で、あの頃に戻れたような気がした。


高校時代。高校生になっても「NARUTO」人気は冷めずに燃え上がっていた。


それで流行ってたのがこれ。


f:id:kenshimanabiai:20200220185324j:image

 

 

忍者走りだ。


上海のオシャレな観光地を歩く。昔話に花が咲く。当時の記憶が、匂いが、感覚が、蘇っていく。


気づくとついやってしまった。

 

 

 

忍者走り。

 

 


old day に、bringされるのがenoughすぎるわ。
なにやってんだ。もう所得税も住民税も払ってるのよ?もう、四捨五入したら30よ?アラサーだよ? という後悔。

 

 

 

おい、お前恥ずかしいからやめろよ。
俺らそんな歳じゃねぇよもう。

 

 


とさすがに言われる。これは言われる。これは仲間内で浮くわ。友達とじゃれてたら急に指が相手の目に入っちゃってシュンとしてしまう時くらいシュンとされるわ。どうしよう。


ふと、気配を感じる。後ろを振り返る。

 

 

 

仲間が追いかけていた。忍者走りで。
もう一度、歌の歌詞が頭に浮かぶ。

 

 

 

あの頃は迷ったり、考える暇さえも邪魔くさくて
みんなでいれば何だって出来るような気がしていた
どこへでも行って、やるだけやって
時々バカを見て
そうさ、わかっていても、それでも
僕らを止めるものなど何もなかった

 

 

 


元気で。元気で。

国際交流のパワー

 

筋肉体操といえば!  タケダさん!
ケンシです!


今日は


国際交流のパワー


について書きたいと思います。


ケンシは、国際交流の担当です。


先日、勤務校の代表生徒を連れて、中国の少数民族が集まる街にいってきました。


現地校の生徒との文化交流。
勤務校の生徒は、歌を披露。
現地校の生徒からは、3道茶、バンブーダンス、中国結、書道など。
様々な少数民族の文化や中国文化の紹介をしてもらいました。


その後、学食で一緒に中華料理を食べました。


非常に充実していてどちらの生徒も非常にいい顔をしていました。


無事、食事を終えて交流終了!


と思ったのですが、


一緒に歌を歌おう!


という流れになり、なぜか学食で


Let  it  go


を日本語と中国語で大合唱。


とてつもないパワーでした。


用意されていたどのカリキュラムより盛り上がっていたように思います。


自由に、自分たちでやる。これが力の源泉なのかもしれません。


生徒たち、国際交流のパワーを改めて感じました。


ちなみに、ケンシもバンブーダンスを習得しました。いつでも踊ります。竹をご提供いただければ。

機能的アセスメントと外在化技法(虫退治技法)

 

すこーしずつ!すこーしずつ歩き出す〜!
スタートラインまで〜!あ〜とす〜こし!
ケンシです!


今日は


機能的アセスメントと外在化技法(虫退治技法)


について書きたいと思います。


ADHD傾向にある子にどう支援をしたらいいか、という問いをもち、ciniiで検索していたところ出会ったのが、機能的アセスメントと外在化技法(虫退治技法)です。


ケンシは特別支援の免許を持っているので、機能的アセスメントの方はなんとなーく聴いたことがあったのですが、外在化技法(虫退治技法)ははじめて知りました。


ざっくりまとめると
機能的アセスメントは、


いつどこで誰がどのように対象の子を評価(カウンセリング)して、情報を共有するか


外在化技法(虫退治技法)は、アセスメントの結果を生かして、対象の子からその子自身の課題を引き出す。課題を見える化して、その対処方法を考えていく


ものです。


提出物を忘れてしまうところを治したい


だと提出物を忘れてしまう自分を常に意識してしまい自己肯定感が損なわれるそうです。


そこで、提出物忘れ虫を描き、その虫を倒そう!


というアプローチをとるのが外在化技法です。


少しづつ実践していきます。

鶴見一郎氏流の支援がここでできたなぁ

 

きっかけは!フジテレビ!
ケンシです!


今日は


鶴見一郎氏流の支援がここでできたなぁ


について書きたいと思います。


いわゆるADHD傾向の子に対して教員はどんな対応ができるでしょうか?


この問いに応えるために


無料で、ネットで手に入る情報として


論文検索サイトciniiで「鶴見一郎」さんで検索する


のが個人的に1番ビビッとくる方法です。


指示を短く


グループで取り組んでもらう


などの基礎的なものから


おおっ!なるほど!


というものまで。


もっとここでこうできたなぁ


と振り返るきっかけをくれる論文が多々あります。
ぜひお読みください。

新たな分掌の立ち上げ〜特別支援、はじめました〜  

 

東京Walkerに載りました〜!
ケンシです!


今日は


新たな分掌の立ち上げ〜特別支援、はじめました〜


について書きたいと思います。


ケンシの勤務校は、高校なんですが、僻地?にあるためか、かなり学力差が大きいです。
教科担当、担任だけでは支援、指導が難しいと思われるケースも多々ありました。


そこで、新たに組織として、特別支援をはじめたい!

と考えました。


特別支援教育コーディネーターを高校にも置きなさい!


という話が文部科学省から出ています。


しかし、勤務校には特別支援教育コーディネーターもおらず、校務分掌にも「特別支援」はありません。
特別支援教育という言葉はなくなるのが理想、担当でやるものではない、みんなでやるんだという論もありますが、そういう空気、理由で無いわけではありませんでした。


どちらかというと、塩対応で、

 

 

 

できない生徒が悪い

 

 

 

という空気が出てしまうこともあったのです。


だからこそ、組織として特別支援教育に取り組むことが必要だと考えました。


どうしたものか。


小さく始める、大きく始める。


下から始める。上から(上を動かして)始める。


組織で新しいことを始めるには色々あると思いますが、大注目している


かなせんさん(元は、岩瀬直樹さんの言葉かな?)の「小さく始める」


を実践していました。


自分のクラスで個別の指導計画などを特別支援教育の論文に基づいて作成。


実績をつくって、2020年度からの分掌化を管理職の先生に提案しました。


わりと好感触。


楽しみです。

非常事態が進める教育のICT化

 

七転八倒
ケンシです!


今日は


非常事態が進める教育のICT化


について書きたいと思います。


現在、コロナウイルスによって、中国の学校では教育のICT化が進んでいます。


https://www.afpbb.com/articles/-/3267621?fbclid=IwAR1xteZixjwNbpHARc6Fe1aiXir6wJsw4lpa8c8u-IFsnu4zZkilmoxRmZc


中国にあるケンシの勤務校も、2月いっぱい休校。
職員は在宅勤務です。


授業や行事が潰れあまりに痛い休校なのですが、ケガの功名と言うべきか、


他の中国の学校と同じように教育のICT化が急激に進みました。


ロイロノートというアプリを使って、休校中の課題、質問対応、提出を全教科・教員が取り組むこととなったのです。


全教科・教員が、です。


事態が収束したあともきっとこの経験は生かされると思います。
楽しみです。

こんなところにも個別最適化、失敗。  

 

牛乳に相談だ!
ケンシです!


今日は


こんなところにも個別最適化、失敗。


について書きたいと思います。


帰りの会で、色々な教科の小テストを返す際に、一人ひとり呼んで返却していました。
点数を見られたくない子が点数を見られないようにするためです。


でも、急に

 

 

 

見られたくない子は個別に返して
見られてもいい子のは、生徒に分担して配ってもらおう!

 

 

 

と思いつきました。
その方が返却スピードは早いし、点数を見られたくない子は見られないで済む。
しかし、2度実施したところで、


普段、意見を言わないような真面目〜な子から

 

 

 


先生、そのやり方、やめた方がいいです

 

 

 

とアドバイスを受けました。
でもね、こっちもね、色々考えてやってるんですわ、これからは個別最適化なんですわ、教員もプライドあるんですわ、そんなこと言われてすぐ辞められるかい!と

 

 

 

頭で考えつつも
速攻辞めました

 

 

 

点数見られたくない人〜?


って聴いて見られたくない人の分個別で配ってたんですけど、
見られたくない人〜?
で手を挙げられない、でも、見られたくない人もいたんじゃないかなと思ったからです。


そして、その子の意見を大切にしたかったからです。


そもそも、小テストはもうロイロノートなどのデータ配信で個別で速攻返せます。
小テストを実施してる教科の先生に相談してみます。

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